どうもこんにちは。"Gakkika-House"管理人の佐藤です。今回は「なぜ防音シェアハウスを作ろうと思ったのか」というお話をしようと思います。誕生までの経緯は別の記事でも書いていますが、今回はその根っこにあった「問題意識」の部分にフォーカスしてみます。

上京して最初にぶつかった壁

僕は元々ドラムのスタジオミュージシャンを志して、地元の名古屋から上京してきました。上京するときに頭にあったのは「東京に行けば音楽の仕事がある、チャンスがある」ということだけで、正直、住む環境のことはあまり深く考えていませんでした。

ところが実際に物件を探し始めて、すぐに現実を突きつけられます。ドラムが叩ける賃貸物件なんて、そもそもほとんど存在しないんです。たまに見つかっても家賃がとても高く、上京したての自分の選択肢には入りませんでした。

これ、ドラマーに限った話じゃないんですよね。ボーカルも、管楽器も、声優さんの発声練習も、生音を出す人はみんな同じ壁にぶつかります。「練習したいなら毎回スタジオを借りてね」というのが世の中の標準なんです。

「練習場所がない」は想像以上に活動を削る

スタジオに通えばいいじゃないか、と思われるかもしれません。でも実際にやってみると分かるのですが、これがじわじわと活動を削っていきます。

特にドラムのような身体で覚える楽器は、毎日触れるかどうかで成長スピードがまるで変わります。「週に2回、2時間ずつ」と「毎日30分でも好きなときに」では、後者の方が圧倒的に伸びる。これは自分の体験として断言できます。

ミュージシャンとして一番大事なのは、思い立ったときにすぐ音を出せることだと僕は思っています。練習や自分の作品づくりのための「自分専用スタジオ」にずっと憧れていたのは、まさにそれが理由でした。でも探しても無い。あっても高い。だったら答えはひとつしかありません。

「いつか自分で作るしかない」

無いなら作る。賃貸市場が音楽家のための部屋を用意してくれないなら、自分で用意するしかない。そう腹をくくりました。

そして一人で抱え込むのではなく、同じ悩みを持つミュージシャン仲間とシェアすれば、家賃も設備もみんなで分け合える。音を出す人同士なら、お互いの音にも理解がある。そういう発想で動き始め、試行錯誤を経て、2018年に防音シェアハウス第1号「梶ヶ谷ハウス」の着工に至りました。防音施工から内装まで、自分の手をどんどん動かして作り上げていきました。

つまりGakkika-Houseは、ビジネスのアイデアから生まれたものではなくて、「ドラムが叩ける部屋がない」と痛感した一人のドラマーの問題意識から生まれたものなんです。だからこそ、音を出す人が本当に必要としているものが何か、自分ごととして分かっているつもりです。

同じ悩みを持つあなたへ

Gakkika-Houseは神奈川県川崎市にある防音特化型シェアハウスで、現在は梶ヶ谷・生田・向ヶ丘遊園の3軒を運営しています。9〜21時は音出し自由、礼金ゼロ、初期費用は敷金1ヶ月と日割り家賃のみ。かつての僕と同じように「音が出せる部屋がない」と悩んでいる方は、ぜひ一度のぞいてみてください。お問い合わせは公式LINEからお気軽にどうぞ。最後までお読みいただき、ありがとうございました。